天心楽さんの「錬金術」◆嫌いな自分を認めてあげる◆
2017年 01月 04日
数年前、
私が本当に本当に大変な時期に
たくさんお話をして
お世話になった方がいました。
私が元気を取り戻す過程で
徐々に疎遠になってしまったのですが
昨年春にFB上で再会。
人生は本当によくできていて
やっぱりご縁というものは
運んできてくれるものなのだと
今つくづく感じています。
ちょっといい気になって
いろいろなことを忘れていたみたい。
これから、
思い出したり、新たに学んだりが
また始まりそうです。
昨年暮れからの出来事で
自分の嫌な部分が見えてきました。
人って本当に自分自身のこと
知らないよね〜💦
ひとつ闇が光に照らされて
表面に現れたってこと。
これって大チャンス。
見えなければ変えることもできないから。
そう思えたのは彼女のおかげかな。
少し長いですが
ぜひ読んでいただきたいと思います。
【以下天心楽さんからの転用】
◆嫌いな自分を認めてあげる◆
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錬金術に取り組んでいると自分の心の中の闇を通り抜けなければなりませんが、この「闇」は別の言い方をすれば「自分が嫌っている自分」のことです。
でも私は「嫌う」という言葉があまり好きではないので、誰かとお話するときにはこの世の法則である「光と闇」という2つの表現を使うようにしています。
が、「闇」という言葉に抵抗がある方がいらっしゃるかもしれないので(たぶん「闇」っていうと怖い感じがするのだと思う)、今回は「嫌い」という言葉で進めていきます^^
人は誰でも周りの人に認めてほしいし、美しい心を持っていると認めてほしいし、いい人だと思われたいものだと思います。
おそらくほとんどの人は「嫌いな自分」を人に見せないように細心の注意を払っているはずで、そうしていると自分でも素晴らしい人になったと感じ、「綺麗じゃない自分」を無意識に、心の深いところに封印してしまいます。
そしていつの間にかそんな自分は忘れ去られ、腹が立ったときや悲しいことがあった時なんかにひょっこり顔を出すことになり、自分でもびっくりしてしまうことがあります。「え、私ってこんな汚い考え持ってたの??」とショックを受け、またまたその考えを封印します。
私もよくやっていました、こういうこと(笑)
そして自分は美しい心だけでできていると言い聞かせていました。
それがある時、ものすごく腹が立ったことがあり爆発したことをきっかけに真実の自分の姿を見るはめになってしまったのですが。。
錬金術は小さいときにいじめられたことを発端として、それが錬金術的なこととはつゆ知らず無意識に始めたことだったんですけれど、今考えてみると、大人になってからのほうがいろんな出来事に揉まれているので余分なものがたくさん周りにひっついているから、子どもの頃よりも昇華が難しいのかもしれないと思っています。
その代わり、子どもの頃よりも大人のほうが知恵と知識がありますけどね。
錬金術(自己実現)を修めるためには、この「嫌いな自分」というのをどうしても見なければならず苦しいこともあります。
でもその中で、どうすればそれを苦しいと思わずに済むんだろう?という問いかけがあって、その実践から「新しい知恵」を会得することにもなるので、葛藤からしかより良いものは生まれないという意味では、やっぱり闇から光に至るしか方法がないんです、たぶん。
人が「より良くなりたい」と思うのはとても自然なことで、それは今の自分を否定するということじゃなく、今よりもっといろんな能力があることを本能的に知っているからなんですね。
そして「嫌な自分」って「より良い自分」への階段なのです。
だから嫌な自分を裁いてしまわずにもっと活かせる方法を自分で探していくことが、自分を嫌いにならずに済む最良の方法だと私は考えています^^
by korin1106
| 2017-01-04 17:46
| スピリチュアル的考察